静止した銀座線の中で …渋谷と穴と修学旅行
2009 年 7 月 2 日 木曜日 11:08皆さん、こんにちは。第5の使徒、へるにんです。
この時期よく目にするのが「修学旅行」で渋谷を訪れている学生さんたち。
中学生や高校生なんですかね?お揃いの制服を着た4~5人が1組(班?)になって、町中をウロウロしている姿を見かけます。
「あっ、見てみて。この下、スゴイよ」
「本当だ。何か深~く掘ってるね」
「うん、深いし、広いよね。何の工事だろうね?」
「いや~さすが渋谷だねぇ。スケールが違うね」
停止信号で止まった東京メトロの銀座線の車窓から見えていたのは、「東急文化会館」跡地の再開発現場でした。東急グループが手掛ける、渋谷駅東口地区再開発プロジェクトの目玉の1つとも言われている33階建て商業ビルの建設現場の基礎工事の様子。初めて見る人には「巨大な穴を掘っている」ように映ったかも知れません。
「さすが渋谷」なのかは分かりませんが、スケールの大きい現場である事も間違いなく、初めてこの光景を目の当たりにしたであろう学生さんたちが口々に感嘆の声を上げたのも分かろうかというものです。
この学生さんたちには。こういう素直な気持ちと感性を持った若者達の目には、この光景も「憧れの東京」で見た素晴らしい情景の1つとして記憶されたのではないでしょうか。
写真は、別の日に同じ路線の車窓から撮影した「文化会館跡地」の風景です。“引き”が無いので、写真ではあまりスケール感が感じられないかも知れませんが、実物はなかなかのものですよ?
ちなみに、こちらの商業ビル(複合商業施設)は、2012年の竣工予定。
あの修学旅行生さんたちが大人になる頃には、渋谷の新しいシンボルになっているかも知れませんね。 へるにん