G、隙間の向こうに(最終回)
2009 年 11 月 27 日 金曜日 10:56Gハンターを目指す諸君、約1ヶ月半のご無沙汰でした。G討伐訓練所・実務教官へるにんです。
久々登場のこのシリーズ、間延びし過ぎて読者諸兄も少し飽きて来ているかも知れないが、な~に書いている本人も少し飽きて来ているので、
おあいこだ!(ぉ (←懐かしい表現だ)
秋も大分深まってGと遭遇する機会も大分少なくなって来ましたが、逆に言えばこんな時期は暖かい室内を目指してGがより一層入り込む危険性があるというもの。
とりあえず近2回は「Gが入って来そうな隙間に対して、どのような防護策を取るか」という事で話を進めて来たので、今回はその最終回として、まとめの講義を行ないたいと思います。
5.窓からの侵入
皆さん意外に思うかも知れませんが、窓からGが侵入して来る事は非常に多いです。いわゆる「飛来型」と呼ばれる、やや大型の黒Gなどが侵入して来るパターンのほとんどがこれで、家の窓が空いていると、室内に人が居ようが居まいが、ヤツらは正々堂々と入ってきやがります。この場合の対応策としては、まずはともあれ「窓を開けないようにする」のが1番効果的なのは間違い無いところ。
ただ、換気の問題などもありますので、それが無理という事であれば【網戸を必ず閉める】事と【開ける際に、枠の部分に忌避効果のある殺虫剤を塗布する】事を推奨します。(※網戸は破れやすいという欠点があるので、常々メンテナンスには注意しましょう)
6.まとめ
さて、何回かに分けてGの侵入経路について講義を行って来ましたが、ここまでに挙げたものはあくまで一般のマンションやアパートにおける代表的な例というだけで、気を付けるべき箇所はこれだけではありません。
家の形が100あれば、ヤツらの侵入経路は1000あると考えてよく、Gを侵入させない為には常日頃から自分の生活空間に怪しい隙間が無いか注意し、しかるべき処置を行なわなければならないのです。
ともあれ、この講義にここまで付いて来た諸兄であれば、おそらくはそう易々とGを侵入させる愚は犯さないでしょう。
皆さんには改めて自分の家の隙間を確認してもらう事を最後の課題として、この講義を終了致します。(この項了)
最後に、今日の1枚は、世にも珍しい“害虫擬人化マンガ”「害虫女子コスモポリタン」の1コマを。
講談社発行の漫画雑誌「イブニング」に今年2回だけ読み切りで掲載されたこの漫画。いわゆる「萌え系」の絵柄なのに、内容は害虫の生態を面白おかしく紹介しているという変わり種で、個人的にはかなり楽しめる作品でした。続編の掲載が楽しみです。ちなみに、このコマに描かれているのは主人公(?)の黒Gの女の子。講談社は著作権関係にうるさいらしいので画像は加工してありますが、雰囲気は伝わるでしょうか?
リアルのGがこんな可愛い姿だったら、自分も彼らと共存出来たんでしょうけどねぇ・・・。 へるにん